【活動報告】SAPジャパンさんのオフィスでワールド寺子屋第4回 対面報告会を開催しました!

お知らせ

4月18日、ワールド寺子屋第4回の対面報告会を開催しました。

今回はじめての「対面」での報告会。会場はSAPジャパン株式会社さんのオフィスをご提供いただきました。外資系企業らしいオープンで洗練された空間に、参加者・保護者・寄付者の方々、そしてEdFutureに関心を持ってくださっている多くの方々が集まり、温かくも熱気あふれる一日となりました。


発表の場で起きたこと

参加者たちは一人ひとり、ボストン・ニューヨーク/サンフランシスコでの10日間の留学で得た学び、葛藤、そして自分の中に生まれた問いを言葉にしてくれました。

その中でも、特に印象に残っている発表があります。

将来は物理学者になって、社会の役に立つ研究をしたい。そんな想いを持って参加したある男の子が、発表の冒頭でこう言いました。

「役に立たない研究をやろう、と思いました。」

役に立つ研究には、多くの人が集まる。でも、誰もやりたがらないことを、自分だけが本気で面白いと思えるなら、それは自分だけの武器になる。だから、自分は“役に立たない研究”をやりたい。

その言葉を聞いたとき、会場の空気が少し変わった感覚がありました。多くの方が、静かに、でも深く聞き入っていました。

そして、それを聞いている他の参加者やスタッフ、保護者の方々も、どこか自分自身と重ねながら話を聞いている。そんな瞬間が何度もありました。


“対面”だからこそ生まれたもの

今回、SAPジャパンさんのオフィスという場所で発表できたこと自体が、参加者にとって大きな経験だったと思います。

「首都にある外資系企業の空間で、大勢の大人たちに向けて、自分の言葉でプレゼンをする。」

それは単なる発表ではなく、自分の世界が少し広がるような体験だったのではないかと思います。

実際に、

「Zoomの報告会にも参加したけど、今日の対面は全然違いました」

という声もありました。

画面越しでは伝わらない熱量や空気感、人の表情、間、緊張感。対面だからこそ生まれる学びが、確かにあったと思います。


観覧者・発表者の声

「みんな1人1人、夢に向かってキラキラしながら話す姿がとても印象的でした。熱量が半端なかったです。」

「物理に全く興味がなかった私が、もっと話を聞きたいという気持ちになりました。」

「娘の普段見られない姿を目の前で見ることができて、本当に来てよかったと思いました。」

「自分の感情や学びを整理できました。他の参加者の発表を聞くことで、また違う視点や刺激を受けることができました。」

「わーテラ(ワールド寺子屋)メンバーが集まったときの雰囲気が好きで、今日もその雰囲気を感じられてよかったです!」

こうした声をいただけたことも、本当に嬉しく思っています。


SAPジャパンご担当者からのメッセージ

発表会後、SAPのご担当者の方からも、とても印象に残る言葉をいただきました。

以前、EdFutureスタッフが話していた、

「私たちが支援しているのは、“英語を完璧に話せるようになること”ではなく、“一歩踏み出す瞬間”なんです」

という言葉を、参加者の発表を聞きながら思い出してくださったそうです。

「EdFutureが届けているのは、留学というイベントではなく、“世界を見て、自分を探し、自分の人生を自分で選び始めるきっかけ”なんだと思いました。」

そう言っていただけたことが、とても嬉しかったです。

また、

「SAPも、“まだ見ぬ可能性に挑戦するための土台をつくる”という意味では、教育と近いことをしているのかもしれない」

という言葉もあり、すごく印象に残っています。


おわりに

発表が完璧かどうかよりも、質疑応答の中で必死に言葉を探しながら考える姿。きれいに整理されたストーリーよりも、現地で感じたリアルな温度のある一言。

そういうものの中にこそ、本当の学びや成長があるのだと思います。

ワールド寺子屋は、正解を教えるプログラムではありません。

一人ひとりの中にある、「まだ言葉になっていない可能性」を、世界という舞台の中で引き出していく場所でありたいと思っています。

改めて、ご来場いただいた皆さま、そして素晴らしい会場をご提供くださった SAPジャパン の皆さまに、心より感謝申し上げます。