参加者の声
Ruka(高校1年)
サンフランシスコには世界最大級のLGBTQ+コミュニティがあり、その存在に関心を持っていました。中学生の頃から海外留学にも憧れていた私は、この派遣プログラムを知ったとき、「絶対に行きたい!」と思いました。初めての留学に不安もありましたが、高校の英語の先生の「落ちてもいいから応募だけしてみなよ」という言葉に背中を押され、勇気を出すことができました。

現地では、LGBTQ+支援団体やスタンフォード大学、留学先の高校のクラブの方々に「セーフスペースをつくる上で大切なことは何か」というテーマでお話を伺いました。社会をより良くしようと行動する人々の姿に心を打たれ、私も「社会を変えることを諦めてはいけない」と強く感じ、「誰もが安心して自分らしく生きられる居場所をつくる」を探求テーマに決めました。
この留学を通じて、「私は私のままでいていい」と気づけたことが最大の学びです。サンフランシスコの街やワールド寺子屋のコミュニティなど、互いの違いを受け入れ、祝福してくれる人々に出会えたことで、自分らしさを見つめ直し、それを大切に生きる勇気と誇りを持つことができました。「留学なんて自分にできるのか」と不安でしたが、あのとき勇気を出して応募して本当によかったと感じています。たとえ迷いがあっても、何事もやってみないとわかりません!「やらない後悔より、やって後悔」の精神で、少しでも気になったらぜひチャレンジしてみてください。